【失敗しない】Payoneer登録の注意点とよくある落とし穴|海外販売初心者必見
- Takasuke Kanezashi
- 3月18日
- 読了時間: 4分
更新日:7月14日

Payoneer(ペイオニア)の登録・銀行明細提出でつまずいた経験はありませんか?
海外ECでの売上を受け取るための重要なステップを、実際の相談事例をもとにわかりやすく解説します。
✅ eBayセラーの相談事例:銀行明細が何度も却下される理由とは?
先日、日本のお菓子を海外へ輸出しているeBayセラーの方から、Payoneer登録についてご相談をいただきました。売上の受け取り口座としてPayoneerを使おうとしたものの、銀行明細が何度提出しても承認されず困っているとのことでした。
詳しくヒアリングしてみると、彼はPayPay銀行を使っており、PCではなくスマートフォンのみで明細の**スクリーンショット(PNG形式)**を提出していたことがわかりました。
Payoneerからは「ログイン情報が不足している」との理由で却下されていましたが、実際にはファイル形式が不適切(PNG)だったことが原因でした。
✅ 海外企業は「提出書類の形式」に厳格です
日本国内の金融機関やサービスと違い、アメリカやヨーロッパの企業は提出書類のフォーマットや内容に非常に厳格です。
特に金融サービスでは、KYC(本人確認)やAML(マネーロンダリング対策)の観点から、一部でも不備があると即却下されることがあります。
「とりあえず出してみる」では通用しないのが国際ビジネスの現実です。
✅ Payoneer登録時のチェックリスト|審査落ちを防ぐために
1. 提出書類のファイル形式を確認しましょう
✔ PDFまたはJPEGで提出(PNGは不可)
✔ 必要情報が鮮明に写っているか確認
2. 銀行明細に必要な情報が含まれているか確認
✔ 口座名義(Payoneerアカウントと一致していること)
✔ 口座番号
✔ 銀行名
✔ 発行日(過去3ヶ月以内)
✔ 公式サイトURL(可能であれば含める)
3. 本人確認書類(ID)は以下の条件を満たしましょう
✔ 公的な身分証(パスポート・運転免許証・在留カードなど)
✔ 氏名・生年月日・発行機関が読み取れる
✔ トリミングなし、全体が写っている画像であること
4. 法人口座の場合に必要な追加書類
✔ 登記簿謄本、納税証明書、営業許可証など
✔ 株主構成がわかる書類(株主名簿など)
✔ CEOとアカウントホルダーの関係性を証明する書類(委任状など)
✅ ITリテラシーの重要性|PC操作に慣れていないと苦戦する
今回ご相談いただいたセラーの方は、PCでのスクリーンショットの撮り方も知らず、スマートフォンのみで対応されていました。
操作方法をお伝えしたところ、Windowsなら「Alt + Print Screen」、Macなら「Command + Shift + 4」でスクリーンショットが撮れることを知り、無事に提出完了となりました。
海外のサービスを活用するには、基本的なPC操作やファイル管理の知識も非常に大切です。
✅ まとめ:国際ビジネスでは「ガイドラインを守る力」が武器になる
✅ ガイドラインは細部まで読み、完全に準拠する
✅ 提出書類はPDF/JPEG形式で必要情報を正確に記載する
✅ 法人口座の場合は、構造や権限関係を証明する書類も準備する
✅ デジタルリテラシーを身につけ、スムーズに書類を提出する
国際取引では「適当」が通用しません。Payoneerなどの海外決済サービスを使いこなすには、ガイドラインの正確な理解と対応力が不可欠です。しっかりと準備し、スムーズな審査通過を目指しましょう。
✅ トラブルが発生したら?サポートも承ります
Payoneerの登録や銀行明細の提出でつまずいた場合、ご自身での対応が難しいケースもあります。当社では、越境EC初心者の方向けに、書類提出やトラブル対応のサポートを行っております。
提出書類の確認・アドバイス
英語でのカスタマーサポート対応サポート
アカウント登録・審査対策の個別相談
など、初めての方でも安心して越境ビジネスを始められるようお手伝いしています。
「うまくいかない…」と悩んだら、一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。スムーズな審査通過と、安心の国際取引を一緒に目指しましょう!
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